ポーランド:Prairie Mining社 ポーランド石炭事業には将来性あり

掲載日:2018年2月8日

1月31日付けの報道によると、豪州のPrairie Mining社は、ポーランド政府が新しい近代的な炭鉱開発を強く支援しており、ポーランドUpper Silesian地方に位置するDebiensko強粘結炭プロジェクトを楽観視している。

同社は、2017年10~12月期にポーランドの新首相が、公式にSilesia地方の開発計画を提示したと語った。同計画には、当該地区での大手コークス炭鉱の再開発計画が含まれている。同社は、Debienskoの炭鉱再開発計画を前進させ、請負業者の事前資格審査、JORCの精測資源量、概測資源量の増加を図るためのボーリング計画を準備すると強調した。

別途、同社は10~12月期、Jan Karskiの微粘結炭炭鉱の将来的な販売量・引取量に関して、鉄鋼会社・コークス会社との協議を続けてきた。同炭鉱の環境許可書は、環境社会影響評価書(Esia)と共に、Lublin県環境局に提出された。採掘権申請書類の準備は現在進められており、2018年第1四半期には申請書を提出する。同社のCEOは、Esiaの評価、公的審議会の指導に従い、同社は、中国の石炭会社と共に、Jan Karski炭鉱の建設開始に向けて、採掘権取得を目指すとした。中国の石炭会社による技術・経済面の調査は積極的に進められており、両社はJan Karski炭鉱の採掘権申請書類の全てを準備中であるとした。

さらに、同CEOは、Debiensko強粘結炭プロジェクトについては、欧州の鉄鋼会社からのコークス炭の需要増加(欧州の供給量は減少している)という良好な市場環境があり、炭鉱の再開発を計画しているとした。また、Debiensko強粘結炭プロジェクトは、Silesia地方に位置しており、ポーランド政府が、公式にSilesia地方のコークス炭鉱の再開発を含めたことは歓迎するとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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