タイ:民間会社 カンボジアの石炭火力発電所からタイ南部への電力供給を提案

掲載日:2018年2月15日

2月8日付けの地元報道によると、タイ企業は、東部Trat県に接するカンボジアKaoh Kong経済特区で建設する石炭火力発電所からタイ南部向けに電力を供給するとの提案をエネルギー省に伝えた。

同社の副会長によると、同社はカンボジア政府から石炭火力発電所(発電能力4,000 MW)計画の認可を得て、中国系企業などと共同で建設し、4期に分けて1,000 MW/期、2024年から2027年までに順次運転を始める予定とのこと。

タイ南部では、計画されていたKrabiなど2箇所の石炭火力発電所の建設が延期となり、南部地域内での電力供給不足が懸念されている。

同副会長は、Kaoh Kong石炭火力発電所からタイ南部Chumphon県まで全長1,150 kmの送電線を敷設すると、電力供給が可能と強調した。また、タイ電力当局と30~35年間の電力売買契約が締結できれば、当該石炭火力発電所(第1期)計画を直ちに着工する用意はあると述べた。また、電力の売買価格は2.67~2.86 バーツ/kWhにするという。
 
注) 1 タイ・バーツ = 3.44 円 (2018年2月13日現在)

(石炭開発部 辻  誠)

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