ベトナム:環境保護運動家 石炭火力発電所プロジェクトの危険性を指摘

掲載日:2018年2月15日

2月8日付けの地元報道によると、GreenIDは、石炭火力発電所の建設を続けるならば、ベトナムは危機に直面すると指摘した。エネルギー需要を満たすために石炭を輸入することは、国家貿易の赤字だけでなく、不安定をもたらすとした。

ベトナムは2005年に石炭輸入を開始、輸入量は2020年には20百万トン(輸入額10億USD)に到達すると見込まれている。2030年には、国家電力開発計画では、電力量572 TwHの53%は石炭火力発電となり、ベトナムの石炭輸入額は30~50億USDとなる。

過去には、地元住民は石炭火力発電所を歓迎し、プロジェクトにて仕事が生まれた。しかし、現在は、地元住民は健康被害を懸念している。Bac Lieu省は、政府に対して、水産養殖での環境維持を確保するために、省内での石炭火力発電所プロジェクトの取りやめを求めた。

再生可能エネルギーを開発する国々は、ベトナムには旧式の石炭火力発電所を輸出しようと試みている。

ベトナム党中央委員会の経済委員会の委員長は、ベトナムには太陽光、風力、ガス、石炭火力発電の電気が必要であると語った。

GreenIDの調査では、ベトナムが再生可能エネルギー開発を優先し、またエネルギーを効率的に利用すれば、発電能力30,000 MWまたは石炭火力発電所25個所が削減できるとしている。

(石炭開発部 辻  誠)

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