コロンビア:コロンビア、鉱業の“大リーグ”の仲間入りにあと一歩

掲載日:2018年2月22日

2月12日付けの地元報道によると、コロンビア政府は、約1週間後に、探査結果、鉱物資源及び埋蔵量報告に基づくベストプラクティスを推進する国際埋蔵量報告合同委員会(CRIRSCO)のメンバー となる予定と報じた。コロンビア政府はこの国際組織のメンバーとなる為の最初の段階として、2015年に国家鉱山庁(ANM)の指揮の下、採掘権付与時の決定的な要因である鉱物資源及び埋蔵量の評価、分類のための自国独自の基準を策定した。

CRIRSCOに加盟することにより、今後競争力のある鉱業事業への参入の実現が可能となり、コロンビアへの外国投資はより魅力的となることが予想される。また、CRIRSCOは現在、チリとブラジルの2つの中南米諸国を含む11ヶ国のメンバーで構成されている。

ANMのシルバナ・ハビブ長官によると、「コロンビアにおける鉱業採掘事業には多大な可能性があり、国際的標準化を進めることが、鉱業事業を前進させる為の最善の方法であることから、CRIRSCOの方針に沿ったと語った。また、同長官によると、資源と埋蔵量の詳細な報告書に基づいた採掘権を提供してことから、鉱山会社による金融業界との折衝も可能と語った。

2年前から進めてきたCRIRSCOのメンバーになるための作業は、鉱山会社、鉱山業界の専門家、また、国際的に認められているコロンビアの専門家だけでなく、オーストラリア、スペイン、チリ、ブラジルから召集された専門家の参加により、コロンビア政府独自の基準を策定したものと語った。

また、米州開発銀行の支援の下に、鉱山採掘業界による主導の下、積極的に議論、(基準策定)委員会設定のための提案や、法律上のアドバイス等をしてきたと語った。

更に、同長官は、コロンビア政府が自国に保有している資源と鉱物埋蔵量を把握することが不可欠と述べた。

(リマ事務所 栗原 健一)

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