タイ:市民団体 Gerbee・Thepha石炭火力発電所建設の正式な中止を求める

掲載日:2018年2月22日

2月13日付けの地元報道によると、市民団体Gerbee・Thepha両岸保護ネットワークの代表は、タイ湾に面する南部Songkhla県Thephaとアンダマン沿岸のGerbee県でそれぞれ予定されている石炭火力発電所の建設計画について、即時中断を宣言するよう求める文書を首相あてに提出した。これに先立ち、市民団体関係者はバンコク市内の国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)本部前に座り込んだ。  

市民団体代表は、エネルギー省は両石炭火力発電所建設の3年間延期を発表したが、環境健康影響評価(EHIA)手続きは継続されており、Thepha石炭火力発電所の建設用地約3,000ライ(1ライ = 1,600 m2)の収用は進められていると語った。同代表は、両石炭火力発電所の中止を閣議で正式決定して欲しいと訴えた。  

座り込みに参加した旅行業協会の会長は、政府はEHIAの手続きを進めており、EHIAが承認されると、計画に反対する理由がなくなると指摘した。更に、国内の電力予備量は多く、建設計画の理由に南部の電力不足を挙げていることに疑問を呈した。

(石炭開発部 辻  誠)

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