インド:Adani社 資金調達遅れにてCarmichael炭鉱の株式売却もあり得る

掲載日:2018年3月1日

2月22日付けの報道によると、Adani社が豪州プロジェクト向けの30億AUD資金調達(期限は3月)の失敗を認めたことにより、世界最大級の炭鉱建設の戦いは新たな展開となった。

2017年12月、Queensland州政府はAdani社の鉄道建設資金9億AUD融資申請を拒否した。よって、資金確保にはより長い時間が必要となった。同社は、詳細は語らなかったが、Carmichaelプロジェクトの一部株式の売却も検討しているとした。

炭鉱開発と関連鉄道の開発では、変化が出てきた。Adani社は、2017年12月、請負業者Downer EDI社との20億AUD取引を中止し、豪州最大の炭鉱プロジェクト建設を自社にて行うと決定した。豪州企業による支援鉄道開発も2月初めには停止した。

Adani社にとって、炭鉱から石炭を搬出して港湾まで運搬する選択肢が制限され、2018年後半が資金調達の期限となる。

(石炭開発部 辻  誠)

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