タイ:Thepha・Gerbee石炭火力発電所の環境影響評価を中断 戦略的環境影響評価を実施

掲載日:2018年3月1日

2月21日付けの地元報道によると、エネルギー省の大臣は、首相と会談し、Songkhla県Thepha郡とGerbee県でそれぞれ予定されている石炭火力発電所の建設計画について、現在進めている環境影響評価(EIA)を中断することで地元住民と合意したと報告した。
 
政府報道官によると、同大臣はEIAを中断し、より幅広い視点から事業の妥当性や環境への影響を検証する戦略的環境影響評価を先行実施し、その結果によってEIAを再開するかどうかを判断すると首相に報告した。戦略的環境影響評価では、エネルギー省とは見解を異にする組織に属するメンバーを含め、石炭火力発電事業に中立の立場の人材を選任するという。
 
政府は、長期電源開発計画(PDP)にて天然ガス比率を現状60%から30~40%に引き下げる目標を掲げ、Thepha石炭火力発電所、Gerbee石炭火力発電所の建設方針を決定したが、地元住民の強い反対にて計画は大幅に遅延している。

(石炭開発部 辻  誠)

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