ベトナム:タイの太陽光発電会社 風力発電プロジェクトに17.6億USD投資

掲載日:2018年3月1日

2月21日付けの地元報道によると、タイのSuperblock Pcl社の会長は、ベトナム南部区域の沿岸部にて、第一段階として、風力発電142 MW(Bac Lieu省)、98 MW(Soc Trang省)、100 MW(Ca Mau省)を、初期投資額207億バーツにて建設すると語った。

同会長は、風力発電所の建設はすでに開始されており、稼働開始は2020年を予定していると語った。第二段階は、発電能力360 MWで、前記3省にて建設されるが、建設開始時期は第一段階の完了後だとした。また、ベトナムは、若者人口、経済成長、産業発展にて電力消費は毎年10%は拡大し、重要な市場だと語った。

同会長は、タイ自身の汚染問題に言及し、ベトナムは電力需要に対して大気汚染が少ない発電方式を望んでいるとした。ハノイ、ホーチミンでも同様の問題を抱えており、ベトナム人はクリーンで安価なエネルギーを求めており、再生可能エネルギーの成長を促している。更に、再生可能エネルギーのコストは低く、ベトナム政府の政策は再生可能エネルギーを明確にしているとした。

政府のデータでは、現在の風力発電は140 MW、2030年目標は6,000 MWとなっている。

プロジェクトへの融資は中国国営建設会社の協力を得て、発電所建設場所は49年間の借地となる。建設場所は既存の送電線の近くに位置し、廃止された石炭火力発電所プロジェクト用地にある。


注) 1 タイ・バーツ = 3.39 円 (2018年2月22日現在)

(石炭開発部 辻  誠)

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