インド:石炭価格回復のなか 豪州奥地での石炭開発の賭け

掲載日:2018年3月8日

3月1日付けの報道によると、豪州の伝説的な鉱業界の重鎮Lang Hancockが数十年前に夢見た、国内でも遠く離れたGalilee Basinからの石炭輸出は、インド複合企業にとって悪夢となっている。

Adaniグループは、2010年Queensland州の盆地に参入、続いて1年後にはGVKグループも参入し、2010年代半ばでの一般炭積み出しを計画した。港湾・鉄道建設の取引は早期に契約されたが、プロジェクトは、法廷闘争、財務停滞に巻き込まれた。

Adani社は、現在は、計画より6年遅れて2020年頃にCarmichael炭鉱から最初の石炭輸出を見込んでいる。中央政府の財政当局が、投資または融資の支援は考えていないと明言したことにより、Adani社は財政負担に苦しんでいる。

(石炭開発部 辻  誠)

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