中国:2月末時点 貴州省の生産炭鉱数450炭鉱(生産能力は1億5,610万トン/年)

掲載日:2018年3月22日

3月9日付けの地元報道によると、貴州省能源局の「省全体における生産及び建設炭鉱の生産能力の公告」では、2月末の時点で、貴州省の生産炭鉱は450炭鉱(生産能力は計1億5,610万トン/年)。地区別では、貴陽市は12炭鉱(生産能力は計216万トン/年)、六盤水市は122炭鉱(生産能力は計5,913万トン/年)、遵義市は54炭鉱(生産能力は計1,371万トン/年)、安順市は22炭鉱(生産能力は計645万トン/年)、畢節市は167炭鉱(生産能力は計5,428万トン/年)、黔西南州は57炭鉱(生産能力は計1,671万トン/年)、黔南州は16炭鉱(生産能力は計366万トン/年)。

2017年12月末の時点で、貴州省の生産炭鉱は計476炭鉱(生産能力は計1億6,063万トン/年)、建設炭鉱は59炭鉱(生産能力は計3,345万トン/年)。

貴州省の石炭資源は非常に豊富で、中国の南方の12省分に相当し、全国第5位。貴州省は供給省として、省内の石炭需要のみでなく、重慶、四川、広西等省外への石炭供給の責任も負っており、2013年、貴州省は1.82億トンの石炭を売り上げ、うち省外へは0.51億トンを売り上げ、全体の3分の1近くを占めた。

2016年2月から国が石炭生産能力削減の政策を開始して以降、貴州省は全国において生産能力削減の度合いが最大となった省の一つ。2016年は生産能力2,107万トン/年を削減し、山西省および河南省に続いた。2017年の生産能力削減目標は1,500万トン。

資源の条件の制限を受け、貴州省の炭鉱は「多く、小さく、分散、乱雑、劣悪」という特徴があり、長い間小規模炭鉱は貴州省の石炭生産量の主力であったが、その一方で安全事故の元凶でもあった。さらに、貴州省の3分の2を超える石炭企業は民間企業で、国有企業の比率は比較的少ない。

(石炭開発部 辻  誠)

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