インドネシア:PT Adaro Energy社 Rio Tinto社の豪州Kestrel炭鉱(コークス炭)を獲得

掲載日:2018年4月5日

3月28日付けの地元報道によると、PT Adaro Energy社は、豪州に残るRio Tinto社の炭鉱の株式80%(取引額22.5億USD)を確保することで、投資ファンドEMR Capital(豪州メルボルン)と合意した。

PT Adaro Energy社とEMR Capitalは、Queensland州Bowen Basin地方のコークス炭の坑内掘り炭鉱Kestrel炭鉱を共同にて管理・操業する計画。Kestrel炭鉱は、Rio Tinto社が操業する最後の炭鉱。

PT Adaro Energy社の社長は、Kestrel炭鉱の獲得は、同社の原料炭比率の戦略的拡大にとって重要なステップだと語った。

Kestrel炭鉱の2017年生産量は、強粘結コークス炭4.25百万トン、一般炭0.843百万トン。うちRio Tinto社の生産比率は、それぞれに3.4百万トン、0.674百万トンであった。

PT Adaro Energy社は、2016年中旬にBHP Billiton社からIndoMet Coalを取得し、現在はAdaro MetCoal (AMC)となっている。AMCの石炭鉱区は35万ha(Kalimantan)、大部分が原料炭で12億トン以上の埋蔵量がある。AMCの2017年の原料炭生産量は約90万トン。

2018年、PT Adaro Energy社は設備投資に750~900百万USDを投ずるが、うち約350百万USDはAMCの開発に投入される。

(石炭開発部 辻  誠)

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