豪州:Aurizon社の石炭輸送の削減はサイクロンの被害よりも影響大:QRC

掲載日:2018年4月5日

3月28日のQLD州資源協会(QRC)からのプレスリリースによれば、石炭の輸送を行う鉄道会社のAurizon社が実施する年間2,000万tの石炭輸送量の削減は、年間では40億AUD分の石炭輸出の減少及び5億AUDのロイヤルティ収入の減少に繋がる。QRCはこれらの石炭輸出量及びロイヤルティの減少は、1年前に豪州に上陸したサイクロン「Debbie」による被害よりも影響が大きいと指摘している。 

QRCのIan Macfarlane CEOは、金融分析のMacquarie Research社が用いた表現を引用して「今回の事態はサイクロン「Aurizon」である」と述べた。Aurizon社の保有するCQCN鉄道(Central Queensland Coal Network)は、QLD州の最大の石炭輸送網である。同CEOはQCA(Queensland Competition Authority:QLD州の競争当局)がAurizon社に対して鉄道のメンテナンスに係る更なる情報を提出するよう求めたことを歓迎すると共に、今回の輸送量の削減がQLD州の経済にダメージを与えることのないよう、QRC及び加盟企業はQCAに対して情報を提供していくと述べている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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