豪州:米国Xcoal社、豪州での事業を拡大していく意向

掲載日:2018年4月12日

4月6日の地元紙によれば、米国のXcoal社のErnie Thrasher CEOは、同紙のインタビューに答えて、アジアに近接した豪州での事業を今後拡大していく意向であると述べた。

同CEOによれば、Xcoal社はこれまで多くの炭鉱の売却プロセスに参加したものの市況の変化もあって落札に至っていない。しかしながら、今後、豪州に供給拠点を構築するため、私募などを通じた小規模な投資を行っている。同CEOは、Xcoal社はこれから事業を開始するジュニア企業に対して価値を提供することが出来ると述べている。また、公開で行われる資産売却の入札プロセスではなく、二者間の取引に重点を移してきていると述べている。

Xcoal社の石炭の多くは米国のペンシルベニア州から生産されているが、同CEOは、今後は顧客の多くが所在するアジアに近接した豪州での事業を拡げていきたいと述べている。同社は2017年に2,050万tの石炭を生産したが、このうち豪州からの石炭は350万tである(ただし豪州における生産はXcoal社ではなく他社のオペレーターにより行われたもの)。

一方で顧客の63%はアジアである。同CEOは、石炭の供給に係る目標は、米国と豪州との間でバランスの取れたポートフォリオとすることであり、また、世界的な原料炭の供給者になることだと述べている。そして米国での事業を減少させることはしないが、豪州での事業は伸ばしていきたいと述べている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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