豪州:Varde Partners社と野村、Kestrel炭鉱を買収したEMR Capital社に資金供給

掲載日:2018年4月12日

4月5日付け地元紙によれば、Varde Partners社とNomura社(野村)は、EMR Capital社が発行するメザニン債を引き受けることにより、EMR社によるKestrel炭鉱の買収のための資金供給を行う。EMR社がRio Tintoから同炭鉱の80%分の権益を買収する際に支払う金額は22億USD(約29億AUD)である。

情報筋によれば、メザニン債は4億USDであり、Varde Partnersと野村に分割されて引き受けが行われる。このメザニン債は総額21億USDの負債(debt)パッケージの一部であり、残りの17億USDはシニア債である。これらは豪州のANZ銀行グループ、三菱UFJ銀行、マレーシアのCIMB銀行、三井住友銀行及びStandard Chartered銀行などで構成されたコンソーシアムによって引き受けが行われる。

なおKestrel炭鉱はRio Tintoが80%分の権益を保有し、JVパートナーである三井Kestrelコール投資社が残り20%の権益を有している。三井は共同売却権(tag-along right)を有していると見られ、今後の方針について検討を行っている模様である。

(シドニー事務所 山下宜範)

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