インド:電力会社 夏場の電力需要急増にて高利益を見込む

掲載日:2018年4月12日

4月1日付けの地元報道によると、電力会社は、今夏は昨夏よりも気温上昇が早く、電力需要が増加するために高利益を期待している。

短期電力単価は、過去2~3回の夏場では、2~3ルピー/kWhの範囲で変動していた。2009年の夏場には、選挙の年だったが、電力単価は約10ルピー/kWhと高かった。2011年以前の夏場の電力単価は6~7ルピー/kWhの範囲であった。

専門家は、2012年以降は、発電能力過剰と需要の抑制にて、電力価格は安定した。しかし、2018年は石炭供給が電力供給の鍵になると語った。石炭省の次官は、石炭は豊富に供給できるとしている。

電力会社は、電力購入契約を有する発電所では、年間契約に基づいて石炭供給を受けるが、その価格は高い。多くの商業発電所は、石炭供給不足のために、短期契約の入札に参加できない。

発電事業者協会の会長は、電力需要は回復し、上昇傾向にあるとした。4~10月の短期電力供給の入札価格は回復した。電力需要増に合わせた十分な石炭供給が、今夏の鍵になるとした。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ