インド:石炭公社(CIL) 管理職の給与引き上げへ

掲載日:2018年4月12日

4月5日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)は今後2か月間で、管理職の給与引き上げを行うが、これにて、追加で年間100億ルピーの支出が必要となる。

CILの暫定会長は、管理職の給与引き上げは正当なものであり、2017年1月1日まで遡及し、今回の給与引き上げの対象となる管理職は約2.3万人、CILにとって100億ルピーの支出増になるとした。

同暫定会長は、管理職給与引き上げの提案を受けて、石炭価格の引き上げを検討したのかとの質問には、給与と石炭価格の引き上げは無関係だと語った。むしろ、CILは給与引き上げの影響を抑制するために、効率と生産性の改善に向けて様々な方法を考えているとし、生産性の改善、効率の改善、生産コストの削減にて補償できるとした。

CILは2017年10月に労働組合と5年間の賃金合意を締結した。その影響は炭鉱での年間566.7億ルピーに相当する。CILの労働者は約30万人、賃金合意は2016年7月まで遡及する。業界の専門家によると、石炭価格の引き上げは2017年の非管理職の給与引き上げの影響を相殺する一つの手段ではあった。

CILの取締役会は、1月に非コークス炭の価格見直しを承認した。この石炭価格の見直しにて、2017/18会計年度残り期間での収益増は195.6億ルピー、年度全体では642.1億ルピーの収益増となる。

CILは、国内石炭生産量の80%以上を生産しており、2019/20会計年度には10億トン/年の生産を目指している。

(石炭開発部 辻  誠)

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