インド: 2017/18会計年度 水力発電量 前年度比3%増

掲載日:2018年4月12日

4月6日付けの地元報道によると、水力発電は過去3年間の降雨・降雪減による発電量減に対して、2017/18会計年度は発電量が前年度比3%増と回復した。冬場の少雨は2017/18会計年度第4四半期の全体発電量に影響を与えた。最大規模の国家水力発電公社(National Hydro Power Corporation)では前年度比1.7%減であった。

1~3月の北部地域での降雪減は、2018/19会計年度第1四半期の発電量に影響を及ぼす。Punjab州電力公社(State Power Corporation Limited)の幹部は、モンスーン期までは石炭火力発電への依存が高まるだろうとした。夏場はPunjab州を含む農業州では灌漑需要に応えるために追加電力が必要となる。

冬場の降雨減にも拘わらず、その他の中央政府所有の大手水力発電会社の2017/18会計年度の発電量は、SJVNLで前年度比2.5%増、NEEPCOで前年度比15%増、BBMB(発電・灌漑)では前年度比2.7%増であった。

2017/18会計年度1~2月は降雨量が60%減となり、国内全体では3月の発電量は11%減であった。

2017/18会計年度の発電量は1,261億kWh(前年度は1,220億kWh)と増加したが、その増加は、州政府の発電所の発電量増に支えられている。Punjab(PSPCL)で前年度比20%増、UP(UPJVNL)で前年度比26%増、Kerela(KSEB)で前年度比28%増、Himachal Pradesh(HPSEB)で前年度比28 %増、Tamil Nadu (TNGDCL)で前年度比22%増、Orissa(OHPC)で前年度比26 %増、Jammu& Kashmirで前年度比7%増、 Sikkim(TUL)で前年度比1300 %増、Telangana(TSGENCO)で前年度比23%増であった。

(石炭開発部 辻  誠)

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