コロンビア:国家環境ライセンス庁(ANLA) Ecopetrol社の原油流出事故で罰則適用

掲載日:2018年4月12日

4月3日付けの地元報道によると、Santander県ラフォルトウーナ村の油井からの原油流出事故発生から1か月経過(油流出を制御した)、国家環境ライセンス庁(ANLA)は、Ecopetrol社に対し罰則適用を決定した。今回の原油流出事故は、Ecopetrol社にとっては設立以降、大規模なもの。

ANLAは、Ecopetrol社は原油流出事故に対して、緊急時対応計画に沿ったアクションを起こさず、事故発生時に現場コントロールが行なわれなかったと指摘している。

ANLAの長官は、Ecopetrol社からは、3月2日に原油0.8バーレルが漏れ、3月3日にはコントロールされているとの報告を受けたとのこと。

ANLAは、Ecopetrol社は、事故状況は既にコントロールされていると当局に虚偽の報告を行い、不測の事態を報告せず、ANLAの事故追跡活動を妨害した。同様に、Santander県の地方環境監理局や市リスク管理委員会の速やかな活動も妨げたと指摘。この様な重大事態が最初から知らされていたら、直ちに現地へ対策班を派遣していたとの声明を発表した。

ANLAによると、Lizama川、Muerte川、Sogamoso川など、20 kmに亘って油流出による土壌、動植物等の環境被害、更に地元住民への社会・経済的な被害があり、罰則適用を決定したとのこと。

(石炭開発部 辻  誠)

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