ベトナム:国内投資家 中国資本と提携して石炭火力発電所プロジェクトを提案

掲載日:2018年4月12日

4月3日付けの地元報道によると、Geleximco社が開発を計画しているプロジェクト資金の80%は、中国開発銀行の支援を受けた中国の銀行団の融資となる。

工商省(MOIT)は、Geleximco – Hong Kong United (HUI)が、官民協力(PPP)での石炭火力発電所建設許可を求めてきたと確認した。

Geleximco社は、これまでに石炭火力発電プロジェクト2件を提案していた。2017年中旬には、Geleximco社とChinese Sunshine Kaidi社は、石炭火力発電所5か所(Quynh Lap I発電所、Quynh Lap II発電所、Quang Trach I発電所、Quang Trach II発電所、Hai Phong III発電所)の開発(PPP形態で、資金の75~80%負担)に関する首相の同意を求めた。同社は、2017年10月、Quynh Lap I発電所とQuang Tri II発電所の建設に関して、再び首相へ要請した。

提案されたプロジェクトに関しては、MOITは資金の80%は商業銀行(金利10.86%/年)と海外からの融資(金利11.77%/年)からの借り入れになると語った。投資家は、プロジェクト許可を得たのち直ちにプロジェクトを開始するとした。

MOITによると、Geleximco社の株式評価額は8.976兆VND、収益源はゴルフ場とその他建設プロジェクトとなっている。しかし、同社は、MOITの要求に対して、パートナー(HUI)に関する財務情報は提示せず、HUI社の大株主Sunshine Kaidi社の2014~2016年財務報告書を提示しただけである。

VINACOMINと電力公社(EVN)は、今回のGeleximco社の提案には反対している。

(石炭開発部 辻  誠)

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