ポーランド:Prairie Mining社 ポーランド政府環境省に対して法的手続き

掲載日:2018年4月12日

4月3日付けの地元報道によると、豪州のPrairie Mining社は、ポーランドでの鉱業プロジェクトでの排他的権利の拡大を求めて、ポーランド環境省に対する民事訴訟をワルシャワ民事裁判所に起こした。この報道にて、同社の株価は、ロンドン証券取引所で30%、ワルシャワ証券取引所で20%暴落した。

Prairie Mining社は、2015年に、南西ポーランドJan Karski炭鉱の鉱業権出願の排他的権利を獲得し、2018年4月2日までに申請書類を提出するとなっていた。同社は、鉱業権出願にはまずは地元機関からの環境許可取得が必要だが、許可が遅れているために、鉱業権出願が出来ないと発表した。

結果的に、同社は、政府に対して12月に鉱業使用権契約の締結を求めた。鉱業使用権契約では、他の如何なる第三者も、Jan Karski鉱業権の全体または一部の取得も排除される。政府は、法的には同社からの要望に対して3か月間で対応するように求められるが、政府は対応しなかった。

同社は、Jan Karski炭鉱の鉱業権保有の安全性を守るために、法的な手続きを開始した。2015年の総選挙以降、保守的な法正義党(PiS)は多くの規則変更を行い、投資家は政府に対して法的措置を取り始めている。

(石炭開発部 辻  誠)

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