豪州:鉱業協会の新CEO任命。CCS研究機関の現CEOで過去には産業省の資源局長等も歴任

掲載日:2018年4月19日

4月10日、豪州鉱業協会(MCA)はTania Constable氏を新しくCEOに任命したと発表した。Constable氏はCCS(二酸化炭素回収貯留)の調査研究機関であるCO2CRC(温室効果ガス関連技術の共同研究センター)のCEOを務めている。CO2CRCはVIC州のOtway地区でCCSの実証プラントの運転を実施中である。Constable氏は、これ以前は財務省の歳入部門の首席顧問や産業省の資源局長等の連邦政府の要職を歴任してきた。
 
地元紙によれば、MCAのBrendan Pearson前CEOは、石炭火力発電について強力なロビー活動を展開した結果、これが原因となって最大のメンバー企業であるBHPから辞任に追い込まれる形となった。その後、MCAは石炭火力を支持するトーンを弱め、排出削減への支持を強めていた。今回のConstable氏のCEO就任に対し、BHPの豪州鉱物部門長であるMike Henry氏は歓迎する旨のコメントを述べ、また、Rio Tintoの鉄鉱石部門長であるChris Salisbury氏も同様に歓迎の意を表明した。なお、Constable新CEOの就任時期は後日発表される予定である。

(シドニー事務所 山下宜範)

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