中国:国内炭鉱の生産増 一般炭価格の低下を招く

掲載日:2018年5月10日

4月24日付けの報道によると、FocusEconomics社の2018年4月商品予想では、2018年度第4四半期の一般炭は穏やかな下方傾向を示している。Newcastle輸出価格は、中国が国内炭鉱の生産増、石炭輸入価格の引き上げ抑制という新しい措置を採用したため、88.00 USD/トンに低下すると予想されている。

一般炭価格のピークは1月29日109.00 USD/トン、その時には中国東北部が寒気にみまわれ石炭火力発電所は石炭不足となった。2月中旬には中国の主要石炭輸入港Qinhuangdao港にて石炭価格の上限が課せられ、石炭の輸入価格は低下し始めた。輸入石炭価格の上限にて、鉄道会社は輸入石炭の代わりに、冬場は国内炭鉱の石炭輸送が増加したと指摘した。

国際的な石炭価格は、需要が減少する暖かい春期にも影響される。豪州の一般炭は前期の取引では93.40 USD/トン(前期比11%高、前期は84.10 USD/トン)、しかし、前年度同期比では8.1%安である。

(石炭開発部 辻  誠)

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