豪州:新たなエネルギー施策である「国家エネルギー保証(NEG)」制度の草案発表

掲載日:2018年5月10日

4月20日、オーストラリア政府間評議会(COAG)のエネルギー委員会において、エネルギー安全保障会議(ESB)から提出された「国家エネルギー保証(NEG)」制度の草案が審議された。NEGは単一の政策の中で「信頼性のある電力」と「低炭素排出」というという両方の目標を達成させることを狙ったもの。

ESBによれば、NEGは可能な限り既存の国家電力市場(NEM:豪州東部の電力市場)の規則や活動に基づいて制度を構築することとしており、最小コスト、最安値での電力を確保し、そして停電を減少させるため、風力や太陽光による電力と共に、常時利用が可能(dispatchable)な石炭やガス火力、蓄電施設等による電力の確保も図ることとしている。COAGエネルギー会議では2018年8月の会合においてNEG制度の詳細を決定する予定である。

(シドニー事務所 山下宜範)

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