豪州:Aurizon社、QLD州競争局の規制案について司法審査請求

掲載日:2018年5月10日

4月30日、石炭を運搬する鉄道会社であるAurizon社は、QLD州競争局(Queensland Competition Authority:QCA)が2017年12月に提示した「2017年アクセス約束 (2017 Draft Access Undertaking:UT5)」の草案は偏見に基づいたものであるとして司法審査請求を行った。

Aurizon社によれば、QCAのRoy Green会長は、NSW州のHunter Valley地区で生産された石炭の積出港であるNewcastle港の会長を務めていることから、このUT5の草案は利益相反にあたるため公正ではないとしている。

QCAが作成したUT5の草案は、Aurizon社の2017年7月~2021年6月までの収入額の上限等を規定しているが、Aurizon社によれば、QCAから提示された38.9億AUDが上限の収入では同社の要望額よりも約10億AUD不足することから、これを遵守するためには、鉄道のメンテナンス方法を変更するとともに、石炭の輸送量を年間2,000万t削減せざるをえないと主張している。

(シドニー事務所 山下宜範)

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