豪州:Alinta Energy社、AGL社のLiddell石炭火力を買収する意向を表明

掲載日:2018年5月10日

4月30日のAGL Energy社の発表によれば、香港のChow Tai Fook(周大福)社及びその傘下のAlinta Energy社から、2億5,000万AUDでLiddell石炭火力発電所(NSW州)を買収するとの意向が示された。AGL社はこの提案を評価検討するとしているが、何ら確約できるものはないと述べている。
 
これまでAGL社は、同発電所は売却せず2022年まで運転する予定であるとしている。地元紙は今回のAlinta Energy社等からの買収の提案に対して、AGL社は冷ややかな反応を示していると報じている。Liddell発電所は2022年に閉鎖される予定であるが、連邦政府から2022年以降の稼働延長又は他社に売却するよう迫られており、Josh Frydenbergエネルギー大臣は「AGL社の取締役会は真剣にこの買収の提案を検討すべき」であると述べている。同発電所の出力は1680MWでありNSW州の電力の10%分を供給している。Alinta Energy社等は今後10億AUDを投じて同発電所を買収すると共にアップグレードや改善を行っていく計画であると報じられている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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