豪州:QLD州最高裁、New Acland炭鉱の拡張計画を却下した州政府の決定を破棄

掲載日:2018年5月10日

5月2日、QLD州の最高裁判所は、同州政府によるNew Acland炭鉱(QLD州)の拡張計画(ステージ3)の却下の決定を覆した。New Hope Group社が操業するNew Acland炭鉱はブリスベンの西130kmに位置している。

この事業費9億AUDの拡張計画については2017年5月、地下水に悪影響を及ぼす可能性があるとして土地裁判所が同計画を止めるよう勧告し、QLD州政府はこの勧告に沿って2018年2月に同計画を却下していた。

しかしながら今回、同州の最高裁は、土地裁判所が地下水の問題を検討するのは同裁判所の権限を超えており、騒音問題に関しても適切な検討が行われていないと判断した。今後、土地裁判所は拡張計画について再度検討を行う予定である。仮にQLD州政府が同計画を認可すれば、同炭鉱は2020年以降も操業が継続され、700名の雇用も維持されることになる。New Hope Group社は今回の最高裁の決定を歓迎する声明を発表している。

(シドニー事務所 山下宜範)

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