ベトナム:政府 2018年は鉱業会社500社にて労働安全検査を実施予定

掲載日:2018年5月18日

5月2日付けの地元報道によると、労働傷病社会問題省は2018年、国内の鉱業分野で少なくとも500社を労働安全に関する検査を実行する計画である。

鉱業分野では最近、多くの労働災害が発生し、例えばNghe An省とThanh Hoa省の2か所の採石場では26人が死亡した。これらの企業は2017年、建設材料を生産しているが労働死亡災害の9.2%、死亡数の8.8%を占めている。しかし、これらの数字は報告された事故で、氷山の一角であり、鉱業界は労働者が労働契約の保護を受けない労働集約産業の一つである。

労働省の副大臣(傷病社会問題担当)は、鉱業界の労働死亡事故数は建設業界に次いで多いと語った。よつて、2018年の検査方針は、鉱業界における労働者の安全健康面での労働法の遵守と語った。

同省の労働安全衛生検査部の副部長は、鉱業界の多くの労働者は未だ産業生産規則に馴染みがなく、労働災害の知識が少ないと語った。よって、労働安全規則違反が多く見られるとした。一方、同副部長は、雇用者側は労働安全衛生を確保する手順・措置を確立しておらず、また、労働者側にその説明もしていないと語った。

(石炭開発部 辻  誠)

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