ベトナム:環境省 Formosa steel company(FHS)社のフライアッシュ(FA)建設材料として安全

掲載日:2018年5月31日

5月22日付けの地元報道によると、環境省は、Formosa steel company(FHS)社から発生するフライアッシュ(FA)は品質評価に合格し、セメント生産に利用できる様になったと語った。環境省は今後もFAの再利用を推奨し、適切な検査を続ける。

Ha Tinh工場(2016年中部ベトナムにて海洋環境汚染を発生させた)の廃棄物が地元政府の許可なくセメント製造に使用され、安全性に問題があるとの報道後、2~3日にて環境省からの回答があった。

報道によると、Quang Binh省Tien Hoa CommuneのSong Gianh Cement JSC社は、Formosa社の廃棄物をセメント製造での添加物として購入した。廃棄物はHa Tinh省からQuang Binh省までLe Mai Transport and Commerce Ltd Co.社にて輸送された。しかし、両社はFormosa社の廃棄物取り扱いを否定した。Quang Binh省の環境部局によると、Song Gianh JSC社はFHS社のFA購入許可を求めてきたが、Formosa社の微妙な問題から、部局は同社には許可を与えることを控えたとのこと。

ベトナム環境機関(VEA)は、石炭火力発電への依存を深める国内事情から、年間16.4百万トン分の石炭燃焼の副産物の再利用では、環境への影響をなくす必要があると語った。VEAはFAの再利用は外国では常に奨励されており、FAは強化セメント製造ではセメントコストの低減につながるとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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