ベトナム:工商省(MOIT)太陽光発電所の報告を求められる

掲載日:2018年5月31日

5月24日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)は副首相から電力開発基本計画7での複数の太陽光発電プロジェクトの追加を求められた。

MOITは現状の基本計画には多くの欠点があると語った。多くの電力プロジェクトは遅延しており、特に、南部地域(Long Phu I発電所、Long Phu II発電所、Song Hau I発電所、Song Hau II発電所、Vinh Tan III発電所)が遅れているとした。石炭火力発電所の開発では、厳格な環境保護規制、インフラ、石炭供給面での問題を抱えている。よって、追加電源として太陽光発電プロジェクトの速やかな投資・建設が、クリーン電源の位置づけは別として、基本計画への追記が必要となる。承認済のプロジェクトに付け加えて、投資家からMOITに提出されている太陽光発電プロジェクトは数多くある。その様なプロジェクトの補充は検討されるべきだとした。

副首相はMOITに対して、地元で電力計画に補充すべき承認済みの太陽光発電プロジェクトの特定リストの報告、当該プロジェクトの管理強化を求めた。更に、首相に提出する国家太陽光発電開発計画の速やかな完成を求めた。

政府が電力基本計画への追加を検討する太陽光発電プロジェクトは、MOITが評価を終え、首相へ報告書を提出済みのプロジェクトだけである。そのなかには、Ninh Thuan省のBIM2発電所(発電能力250 MW)、Binh Dinh省のPhu My発電所(発電能力330 MW)、その他が含まれる。

MOITには評価内容(特に基本計画に追加するプロジェクトの明確な必要性、プロジェクト規模、投資実現可能)に対する責任が求められた。MOITは、総発電能力3,000 MWの70件以上のプロジェクトを、2019年6月前での稼働を条件として承認した。その発電能力は、首相が承認した基本計画にある2020年までの全体発電能力よりも大きい。

(石炭開発部 辻  誠)

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