中国:国家発展改革委員会(NDRC) 石炭価格の低減・生産量の拡大を図る

掲載日:2018年5月31日

5月18日付けの地元報道によると、国家発展改革委員会(NDRC)は、最近の価格変動は市場原理に基づいていないとして、石炭価格の引き下げ措置を講ずるだろうとした。

大手石炭火力発電会社2社は、今後の一般炭スポット購入では、変動が大きい市場状況から、ある一定の価格以上での購入を禁止した。

NDRCは、先物市場では不合理な価格となっており、スポット価格を引き上げているとした。市場は投機がもたらすリスクに十分な注意を払うべきだとした。
鄭州商品取引所の一般炭先物の取引指標は643元/トン(前月比7%高)、2017年2月以降で最高価格となった。

NDRCは、石炭価格を適切価格帯に引き戻すために、炭鉱側(山西省、陕西省、内モンゴル自治区)に対して、少なくとも30万トン/日の増産を奨励する。NDRCは適切な石炭価格は500~750元/トンとしている。3省・自治区での石炭増産分は2018年で250百万トンと期待している。

西部地域の炭鉱から東部地域の石炭火力発電所までの石炭輸送のために、鉄道輸送能力の改善も計画されている。また、NDRCは市場への安定供給を確保するために、2018年は新規石炭生産能力100百万トンを追加すると語った。

(石炭開発部 辻  誠)

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