インド:石炭公社(CIL) 人件費増にて第4四半期純利益129億ルピー(前年度同期比52%減)

掲載日:2018年6月7日

5月29日付けの地元報道によると、石炭販売量の増加、石炭価格の上昇、課税留保にて、2018年度第4四半期の収益は2,690億ルピーだが、純利益は129.5億ルピー(前年度同期比52.37%減)であった。CILは管理職の給与見直しで人件費が154.6億ルピー増加、また、過去2回の四半期では労働者の賃金改定で89.3億ルピーが増加した。

アナリストによると人件費が1,665億ルピー(前年度同期比80.22%増、前年度同期は924億ルピー)となり、CILの純利益は減少した。
CILは、石炭需要、特に石炭火力発電所からの需要増を見越して、石炭層の採掘準備に重点を置いている。第4四半期、CILの剥土作業コストは248.5億ルピー(前年度同期比67.45%増、前年度同期は148.4億ルピー)と増加している。アナリストは、国内の石炭需要の増加率は、石炭火力発電所の電力需要想定に基づき6.8%と想定している。

2017/18会計年度、CILの生産実績は567.37百万トン、販売実績は580.29百万トンと過去最高であった。2018年1月、CILは非コークス炭価格を平均して9%引き上げた。この引き上げ分は、人件費の増額600億ルピーの補填だけでなく、鉱業活動への資本支出にも使用される。

(石炭開発部 辻  誠)

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