インド:石炭公社(CIL)の新会長 最も効率的な石炭生産会社を目指す

掲載日:2018年6月7日

5月29日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)は石炭分野の民間開放に対して、コストの最小化を目標とし、最も効率的な石炭生産会社を目指すと語った。

新しくCILの会長に指名されたAnil Kumar Jha氏は、CILは世界最大の石炭生産会社だが、最も効率的な石炭生産会社になると語った。同会長は、豪州の効率的な石炭会社と比較して、インドの社会経済状況では、石炭会社の効率化には難しい問題があると認めた。

炭鉱開発では雇用に対して大きな需要があり、炭鉱開発で土地を失う人々は雇用を望む。MCL (Mahanadi Coalfields Ltd)では、雇用の代わりに160万ルピーの補償金を支払ったが、村人たちは雇用を要求している。同会長は、CILで最も業績を上げている子会社MCLの会長であった。

同会長は、CILに従事する労働者は、雇用に対する大きな需要があり、豪州の労働者よりも3~4倍も多いと語った。更に、CILでは炭鉱周辺地域の水資源、健康、教育需要を満たすために、近隣地域のインフラ開発に投資しており、全ての関係者が炭鉱から利益を得ることになると語った。

同会長は生産コストの最小化には努力するが、時間をかけて、社会経済を損なわずに目標を達成する工程表の準備を行うと付け加えた。また、石炭火力発電所は石炭不足で悩むことはないと断言した。

(石炭開発部 辻  誠)

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