ベトナム:太陽光・レアアースに野心的な目標設定

掲載日:2018年6月14日

6月4日付けの地元報道によると、首相は2030年までに、再生可能エネルギー発電量を3倍以上に増やし、家庭用太陽光発電を26%増やすと語った。

6月8日から9日までカナダにて開催される拡大G7への参加前の会談にて、同首相は、ベトナムは概算20百万トンのレアアース埋蔵量(世界第3位)を、新しいエネルギー技術建設に利用できると語った。

同首相は、ベトナムはクリーンな再生可能エネルギー開発の計り知れない可能性に恵まれていると語った。ベトナムは、レアアースの先進的な採掘技術、詳細な精製技術の研究・開発・移転での協力を期待しており、高付加価値な生産品、環境対応の生産品の創出を図りたいとした。

ベトナムの最大規模のレアアース鉱山は、中国国境に近いLai Chau省に位置し、その金属鉱物は、風力発電機、電気自動車バッテリー、太陽光パネル、スマートフォンの技術では必須の鉱物となっている。

ベトナムは電力での石炭依存度の高まりを抑制するため、再生可能エネルギー開発の促進を目指している。再生可能エネルギー開発戦略では、2030年までに石炭利用を40百万トンまでに削減する計画である。

同首相は、環境を犠牲にした経済成長を追い求めないことが重要であるとした。

(石炭開発部 辻  誠)

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