ベトナム:将来的には再生可能エネルギーにてエネルギー安全保障可能

掲載日:2018年6月14日

6月7日付けの地元報道によると、ベトナム科学技術連盟(VUSTA)とグリーン革新開発センター(GreenID)は、ハノイで会議を開き、再生可能エネルギー推進への指針となるクリーンエネルギーの未来設計図を公表した。設計図では、石炭火力発電所に依存しなくてもエネルギー安全保障を確保できる可能性があるとしている。

GreenIDの理事によると、設計図は電力資源開発シナリオの調査結果をもとに、健康メリット、実施可能なコスト、国のエネルギー安全保障を検討、今後、石炭火力発電所を建設しなくても、安価にエネルギー安全保障を確保できる可能性があると結論付けている。

VUSTAの会長は、ベトナムには太陽光発電や風力発電の大きな潜在力があり、再生可能エネルギーへの移行は賢明な方策だとして設計図を評価。2030年までに25か所の石炭火力発電所建設が不要となり、資金調達負担が大幅に軽減され、石炭輸入コストは毎年70億USD節約されると試算。二酸化炭素排出量は年間1.16億トン減少、水質汚染、大気汚染が改善されると予想している。

(石炭開発部 辻  誠)

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