インドネシア:PT Buana Lintas Lautan社 石炭海上輸送事業へ参入

掲載日:2018年6月28日

6月22日付けの地元報道によると、海運会社PT Buana Lintas Lautan社は、石油・天然ガスの海上輸送を主に行ってきたが、石炭海上輸送事業への多角化を予定している。同社の社長によると、同社は複数の石炭会社と協議を行っている。

同社長は、特に、商業省令2017年第82号(石炭やパーム油の輸出時に国内海運会社の利用を義務付け)が2020年5月に施行されるため、石炭海上輸送事業は非常に有望だとした。

インドネシアは、石炭火力発電所で使用される一般炭の主要輸出国である。国内炭輸出量の約 90%は、外国籍船舶によって取り扱われてきた。2017年は約 364百万トンの石炭を輸出した。

同社長は、複数の石炭会社と協議を継続中であり、状況はかなり進捗している。政府が、石炭とパーム油の輸出に対して国内海運会社所有船舶の利用を義務付けるため、石炭海上輸送事業は非常に有望だと説明した。同社長は、石炭輸送契約を締結した時点で、ばら積み貨物船・バージ船およびタグボートを含む、新しい船舶の購入を開始するが、順調に行けば2018年には開始できると語った。

同社は、2017年末時点で船舶17隻(載貨重量トン数は合計85万トン)を所有、うち12隻は油送船。

(石炭開発部 辻  誠)

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