ベトナム:経済成長維持には労働生産性の向上が必要

掲載日:2018年7月5日

6月20日付けの地元報道によると、統計局のデータでは、国内の労働生産性は近隣諸国と比較して未だ低く、シンガポールの1/14、マレーシアの1/6、タイの1/3である。包括的な対応を取らなければ、現在の成長維持は難しい。

ベトナム経済政策調査機関(VEPR)によると、ベトナムの平均労働生産性は2006年38.64百万VND/人から2017年60.73百万VND/人へ向上している。特に、労働生産性の平均年間成長率は2006~2012年は3.29%に対して、2012~2017年は5.3%であった。全体的に見ると、労働生産性は近年、早いペースにて向上している。

しかし、国際レベルからすると、ベトナムの労働生産性は、その他の東南アジアまたはASEAN諸国と比べると未だ低い。農業、電力、ガス、卸売、小売分野の労働生産性は、ASEANでは最下位近くにあり、カンボジアの上である。鉱業、不動産、金融サービス分野の労働生産性は、近隣諸国より高い。

(石炭開発部 辻  誠)

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