豪州:Aurizon社の石炭輸送削減問題。2018年2月以降、既に500~600万t削減

掲載日:2018年7月5日

6月28日付けの地元紙は、Aurizon社の鉄道メンテナンス方法の変更によって既にQLD州の500~600万tの石炭の輸送が削減された、と報じている。
 
同社のAndrew Harding CEOが投資家向けのブリーフィングで述べたところによれば、同社による鉄道のメンテナンス方法の変更によって、2018年2月以降、炭鉱から港湾までの500~600万tの石炭の輸送が妨げられた。
 
QLD州競争局(QCA)では、同州の一部鉄道路線を独占するAurizon社の収入に上限を設ける規制を実施しており、QCAでは2017/18年度~2020/21年度の4年間の同社の収入の上限を49億AUDとする案を示しているが、これはAurizon社側の要望を10億AUD下回っている。このためAurizon社では鉄道のメンテナンス費用を抑えるために、メンテナンスの方法を変更することとし、これにより年間2,000万tの石炭輸送に影響が出るとしていた。Aurizon社の収入の上限はまだ正式な決定がされていないが、一旦決定されれば、2017年7月に遡及して適用されることから、Aurizon社は「あらかじめ対応しておく必要がある」としている。

(シドニー事務所 山下宜範)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ