豪州:Yancoal社、香港に上場申請。豪州と香港の二元上場で投資家の多様化図る

掲載日:2018年7月5日

7月2日、 Yancoal Australia社は、香港証券取引所(HKEX)に上場の申請を行っていることを明らかにした。前月にYancoal社は2018年に6~8億US$規模のIPO(新規株式公開)を通じて香港証券取引所に上場し、豪州証券取引所(ASX)との二元上場とする予定であると報じられていた。Yancoal社は二元上場により投資家をさらに多様化するとしており、2018年末までに香港証券取引所に上場することを目指している。
 
地元紙によれば、Yancoal社は、Rio Tintoの一般炭事業であるCoal & Allied(NSW州)を26.9億USDで買収した際に23.5億USD分の増資を実施したが、豪州の投資家は消極的であり、この結果、Yancoal社の主要株主4社が、増資分の株式のほとんど全てを取得した経緯がある。現在、Yancoal社の株式は、香港上場の中国Yanzhou Coal社(中国Yankuang Group傘下)が65.5%分を保有しており、Cinda Investment社が16.7%分、Glencoreが6.8%分及びChina Shandong Investments社が5.7%分を各々保有している。 地元紙では香港における上場により中国の投資家とより近くなり、香港証券取引所を通じて容易に投資が行われるであろうと報じている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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