インド:石炭省 炭鉱監視管理システム(CMSMS)とアプリケーションKhan Prahari立ち上げ

掲載日:2018年7月12日

7月4日付けの石炭省の発表によると、石炭省・鉄道省・財務省のShri Piyush Goyal大臣は、炭鉱監視管理システム(Coal Mine Surveillance & Management System:CMSMS)とモバイルアプリケーションKhan Prahari(開発者は石炭公社(CIL)の子会社・中央採掘計画設計協会(CMPDI)社とBhaskarcharya Institute of Space Application and Geo-informatics(BISAG)社)を立ち上げた。

同大臣は、今日、国内、特に石炭採掘現場での不法採掘は深刻な問題になっているとした。石炭の不法採掘は国家資源の損失だけでなく、環境に有害である。石炭省(MOC)は、不法採掘を可能な範囲で減少・停止させる適切な行動をとると約束していた。石炭地帯に住む多くの貧しい家族にとって、石炭は主要なる生活の糧であることは理解しているとし、今回の対応は、国家の資源保護だけでなく、これらの人々の生活改善にもつながるとした。

同大臣は、CMSMSと言われるウェブGISアプリケーションとKhan Prahariの開発では、MOCが主導し、首相が想定する宇宙科学の平和利用に向けた第一段階だとした。CMSMSの基本的な目的は、不法な石炭採掘の報告、監視、適切な行動である。

CMSMSはGISに基づいたウェブであり、不法採掘現場の位置を検知できる。システムで利用する基本プラットフォームは、電気情報技術省(MeiTY)が村落レベルの情報を提供している地図であり、同地図には、全ての炭鉱の借地境界線が表示されている。

システムでは、スマートフォン(Khan Prahariをインストール)使用者で責任ある市民から提供される情報も活用する。Khan Prahariは、狸掘りや盗難等の不法石炭採掘に関する情報の報告に利用される。

(石炭開発部 辻  誠)

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