豪州:Aurizon社が通常のメンテナンスに戻すなら話し合う用意あり:QRC

掲載日:2018年7月12日

7月4日、QLD州資源協会(QRC)は、Aurizon社が石炭輸送の鉄道のメンテナンスを通常の方法に戻すのであれば、QCA(QLD州競争局)に対する共通のポジションを確立するために話し合う準備があるとの意向を示した。
 
Aurizon社は、QCAが示した同社の収入上限額の案が同社の要望を下回っていることを受けて、メンテナンス方法を変更してコスト削減を図るとしており、この結果、年間2,000万tの石炭輸送が削減されるとしている。既にメンテナンス方法の変更はされており、QLD州の石炭の輸出はフル稼働で行われていない状況にある。
 
QRCのIan Macfarlane CEOは、「今回のAurizon社の輸送量削減は2017年3月に襲来したサイクロン『Debbie』よりも大きな影響をQLD州の石炭輸出に与える」と述べ、「日本など我々の貿易パートナーはAurizon社の動きを緊密に監視している」こと、そして「Aurizon社はこれらの事実について言い逃れをしようとしている」と述べたうえで、「石炭産業はAurizon社と共にQCAに対する共同のポジションを確立するために話し合う準備はある」とも述べている。ただし、このための条件として「Aurizon社が鉄道のメンテナンスを直ちに通常の方法に戻すこと」、「QCAが収入の上限案を最終決定するまでこれを維持すること」を示した。同CEOは「我々は脅迫された状況下では交渉しない」と述べている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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