ミャンマー:Shan州の石炭火力発電所 本稼働の許可待ち

掲載日:2018年7月26日

7月16日付けの地元報道によると、北東部Shan州のTigyit石炭火力発電所は、試験運転を終え、本稼働に向けて大統領府からの認可を待っている。同発電所は2017年5月には試験稼働し、既に電力・エネルギー省傘下の電力発電公社(EPGE)から本稼働の許可は取得している。EPGEの社長は、同石炭火力発電所は、天然資源・環境省が発行した環境基準に関する指針と世界銀行の基準を厳格に順守していると語った。
 
同発電所の発電能力は120 MW、2005年に稼働したが、設備老朽化や環境問題への懸念から2014年に停止。2015年には中国の無錫華光電力工程が運営権を落札し、2017年5月に試験運転を開始、地元住民140人以上を雇用している。同発電所は、石炭品質が安定しないため、発電は80 MW。全国送電網への電力売却単価は約40チャット/kWh。健康被害などを理由として発電所稼働に反対している住民もいる。


(注)1 チャット = 0.078 日本円(2018年7月23日現在)

(石炭開発部 辻  誠)

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