ベトナム:中部高地地域 違法採掘にて環境問題発生

掲載日:2018年8月2日

7月23日付けの地元報道によると、中部高地地域の省では、違法採掘にて天然資源の損失だけでなく、環境問題が発生している。

2011年、Nui Cao Investment and Mining JSC社は天然資源環境省から、Lam Dong省Da Lat市で国道に近いNui Cao(Cao Mount)での天然資源調査の許可を得た。許可にて同社は97本の探査ボーリングを実施、Cao Mountにて錫鉱石を確認した。

2016年3月、同社に与えられた許可が満了、Lam Dong省は同社に対して、Cao Mountからの設備・機械・機材の移転、探査区域のLam Dong省への移管を求めた。

以降も、違法な錫採掘業者は、探査区域にて堂々と日夜、錫鉱石を採掘。最も多い日には、約30~40名の違法採掘労働者がCao Mountの3か所の地下坑道(坑道は高さ1.5 m、延長200 m)にて採掘。地元住民によると、錫鉱石はCao Mountからバイクにて持ち出され、毎晩売却されていた。錫鉱石のバイヤーは、錫鉱石は120,000~130,000 VND/kgで売却すると語った。

Gia Lai省Ia Grai地区の人民公社でも、砂採取・砕石の違法採掘が日中から行われている。

Ia Grai地区の天然資源環境局の副局長は、違法採掘にて鉱物資源と徴税の損失だけでなく、地表面を変化させてしまうと語った。

(石炭開発部 辻  誠)

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