豪州:Hunter Valleyの炭鉱労働者100名以上が解雇され、非常勤に置き換えられるとの見方

掲載日:2018年8月2日

7月20日付けの地元メディアによれば、Hunter Valley Operations (HVO)炭鉱(NSW州)の炭鉱労働者100名以上が解雇され、非常勤の労働者(カジュアル:必要な時間のみ勤務し年次休暇等がない雇用形態)に置き換えられるのではないかと労働組合が懸念している。
 
建設・林業・鉱山・エネルギー労働組合(CFMEU)によれば、HVO炭鉱における組合員が経営側から招集され、116名の労働者を解雇すると通知された。同炭鉱は、Yancoal社とGlencoreとのJVによって操業が行われており、労働者数は約1,300名である。2018年5月に同JVが炭鉱を取得して以降、JV側は90日間のレビューを行って再度労働者と議論することとしていた。しかし、今回の発表が90日間を経ないまま行われたこともあり多くの労働者は憤っている、とCFMEU関係者は述べている。

既に炭鉱の現場には多くの非常勤の労働者が勤務していることから、CFMEUでは、今回解雇される労働者も非常勤の労働者に置き換えられるのではないかと懸念している。Glencoreは声明を発表し、「今回のリストラは経営側のレビューを経て行われるものであり、CFMEU及び労働者との間で本件リストラについて協議を開始した」と述べている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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