世界・広域:重機製造会社Caterpillar社 関税の影響は200百万USDと予想

掲載日:2018年8月9日

7月30日付けの報道によると、Caterpillar社は第2四半期の1株当たりの利益を発表したが株価は2%下がり、年間での利益見通しでは関税問題を抱えている。

同社は2018年度第2四半期(4~6月)の調整利益は2.97 USD/株(前年度同期は1.49 USD/株)と発表した。また、2018年全体での利益は11.00~12.00 USD/株の範囲と想定している。当初予想は10.25~11.25 USD/株の範囲としていた。

石油・ガスは勿論、鉱業での機械需要は非常に大きく、同社は2019年納入可の注文も受けている。重機に対する国際的な需要増は、同社の業績に貢献しているが、関税問題を抱えている。

同社は2018年度下半期の関税の影響は100~200百万USDの範囲と予想している。この概算額は、7月初めに、米国政府が中国製品340億USD分に関税を課した後のこと。米国は、メキシコ、カナダ、欧州連合(EU)からの鉄鋼・アルミニウム輸入にも関税を課し、各国は報復関税を課した。

Caterpillar社は、国際的な鉱業・建設機械の供給者として経済活動の信頼できる先導者と考えられるが、2018年度第2四半期の売り上げは140億USD(前年度同期比24%)であった。

(石炭開発部 辻  誠)

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