豪州:シー・シェパード、Carmichael炭鉱開発の反対運動を予定

掲載日:2018年8月9日

8月6日付けの地元メディアによれば、環境保護団体のシー・シェパードが、Carmichael炭鉱開発プロジェクト(QLD州)の反対運動を実施するため、同炭鉱が使用予定のQLD州北部のAbbot Point港に向かっている。

同団体のJeff Hansen氏は、「今回の航海は、Adani社が実施予定の同プロジェクトが、グレート・バリア・リーフに有害な影響を与えることについて国際的な関心を高めることが目的だ」としている。同氏は「同港の拡大により船舶数が増え、サンゴ礁の周辺水域の汚染を引き起こしてサンゴが死んでしまう」と述べている。

一方、QLD州出身のGeorge Christensen連邦下院議員は、シー・シェパードが「他の環境保護団体の誤った情報に基づいて反対運動を実施しようとしている」として非難した。同議員は、Abbot Point港は「最も近いサンゴ礁から40km以上離れている」と述べ、「Carmichael炭鉱開発プロジェクトがサンゴ礁や環境に影響を与えるというのは間違っている」と述べた。

シー・シェパードの船であるSteve Irwin号は、2018年8月8日にAbbot Point港に到着予定である。同団体のHansen氏は今回の航海の寄港地において「サンゴ礁の保護に関して多くの支持が得られたと共に今回の使命について多くのことを学んだ」と述べている。

(シドニー事務所 山下宜範)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ