コロンビア:スペインのGas Natural Fenosa社 コロンビア政府に対する訴訟を正式発表

掲載日:2018年8月9日

7月25日付けの地元報道によると、スペインのGas Natural Fenosa社は、コロンビアのElectrocaribe社(Gas Natural Fenosa社が85%出資)の経営に、コロンビア政府が介入したとして、国際連合国際商取引法委員会の仲裁裁判所(UNCITRAL)にコロンビア政府を訴えた。 コロンビア政府に対する賠償請求額は15億2,600万USD。

Electrocaribe社は、消費者に対する電気サービスが極端に悪く(同社は、資金不足のため電力会社からの電力購入の不手際、また設備維持不足のため大停電を頻繁に起こしていた)、またインフラ近代化のための再投資も遅れているとして、公共事業監督庁が2016年11月16日に同社に介入した経緯がある。

政府は現状を踏まえて、Electrocaribe社は利用者に対して電力サービス継続が出来ないのは明らかであるとして、同社に対して会社清算を命令し、新しい投資家を探す必要があると判断した。

Gas Natural Fenosa社はElectrocaribe社が破産に至った原因は、コロンビア政府のElectrocaribe社に対する監督不行き届きであり、コロンビア政府とスペイン政府が2007年に署名した投資の促進と保護のための二国間条約に違反していると主張している。

(石炭開発部 辻  誠)

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