インド:石炭公社(CIL) 石炭火力発電所で石炭在庫は多いが稼働率が低い発電所への石炭供給は制限

掲載日:2018年8月9日

7月27日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)は石炭火力発電所で、石炭在庫は多いが稼働率が低い発電所への石炭供給を制限する可能性を調査している。CILの幹部は、計画では、その様な発電所への石炭供給を、その他の稼働率は高いが石炭在庫が少ない発電所へ振り替えるとした。

現在、国内の117か所の石炭火力発電所はCILとの石炭供給契約を締結している。これらの発電所には、全体として10日間の操業が可能な15.36百万トン石炭在庫がある。石炭在庫が危機的な発電所はゼロとすることが理想である。しかし、18か所の発電所の石炭在庫は危機的な状況であり、1日分の石炭在庫もない発電所もある。

対照的に、16か所の発電所には通常レベル以上の石炭在庫があり、16日間分から58日間分までの発電所がある。アナリストは、これらの発電所では高いレベルの石炭在庫があるが発電稼働率は低く、2018年6月では32~75%の稼働率であったと語った。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ