コロンビア:Neverd De Santa Marta区域での設定 カリブ海地域の発電・送電計画に影響

掲載日:2018年9月6日

8月24日付けの地元報道によると、サントス前大統領が大統領を離任する直前に署名した政令に対して、関係機関等から懸念が出ている。政令は、カリブ海側のNeverd De Santa Marta区域(インデイオの特別保護区域を囲む)ではいかなる事業も展開してはならないというもの。Neverd De Santa Marta区域の境界線は必ずしもインデイオが住みついている所だけでなくその周辺にも及び、ブラックラインと呼ばれている。

カリブ海地域では数年前から風力発電や送電ネットワークの計画があり、計画の一部はブラックラインの中にある。政令に対して、コロンビア発電協会(Asociación Colombiana de Generadores de Energía Eléctrica(Acolgen))は警鐘を鳴らしている。Acolgenの会長は、この地域では風力や太陽エネルギーを利用した発電・送電計画があり、最近ではGrupo Energía Bogotá(GEB)社が受注したプロジェクトもあると語った。

また、Acolgenだけでなく、鉱山エネルギー省サイドも警告を発している。鉱山エネルギー省の元大臣は、問題はこの政令の内容が漠然としており、ブラックラインの境界線が不明確であり、エネルギーの発電・送電計画を進めるに当たり不都合だと語った。

(石炭開発部 辻  誠)

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