インド:北インド 石炭供給問題から停電の危険性

掲載日:2018年9月13日

9月4日付けの地元報道によると、北インド(Delhi、Uttar Pradesh州、Bihar州、Jharkhand州、West Bengal州を含む)での電力供給は、これらの州に送電する石炭火力発電所(発電能力4,200 MW)への石炭供給が急激に減少し、大雨にて停電する危険性が高く、混乱している。

国営火力発電公社(NTPC)の西部地域にある大型石炭火力発電所への石炭供給が常に山元貯炭量以上となり、石炭公社(CIL)の石炭供給力は低下している。一方、土地取得問題が解決せず、炭鉱拡張は挫折している。

CILのJharkhand州にあるRajmahal炭鉱からの石炭供給量は約5.5万トン/日から4.0万トン/日に低下、降雨日には供給量は半減する。NTPCのFarakka石炭火力発電所の石炭在庫量は、2か月前の25万トンから0.4万トンに急減している。

(石炭開発部 辻  誠)

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