コロンビア:カリブ海地方では石炭は重要資源であり雇用・収益をもたらす

掲載日:2018年9月13日

8月30日付けの地元報道によると、カリブ海地方では石炭は地域発展にとって重要な資源であり、雇用や収益をもたらしている。特にAdantica地方には全国の石炭資源量の89.8%、一般炭の98%が集中している。

コロンビア鉱業協会(ACM)の重役会の会長を兼ねるDrummond社の社長によれば、県の国内総生産(GDP)に占める鉱業の比率は、Cesar県46%、Guajira県55%となっている。

2018年度第1四半期、カリブ海地域の石炭生産量は18.9百万トン(前年度同期比12.6%減)。カリブ海側で採掘される石炭のほとんどは一般炭、その大半は輸出向け。国立銀行の発表では、Cesar県の石炭生産量は全国生産量の59.2%を占め、カリブ海地域内の生産量の61.5%を占める。

コロンビア全体の石炭輸出量は21.9百万トン(前年度同期比8.6%増)、輸出額はFOBベースで1,659.3百万USD(前年度同期比25.4%増)。

2018年1~6月、Cerrejón社の石炭輸出量は15.8百万トン(2017年通年では31.7百万トン実績)、同社の直接雇用者6,000人、下請け等の間接雇用者は6,100人以上(うち地元のGuajira県出身者は60%)。同社は、探査・生産・輸送・輸出業務を行い、炭鉱、鉄道(全長150 km)、Alta Guajira港を運営している。

(石炭開発部 辻  誠)

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